日経平均 原油先物安受け一時670円下落
3日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、下げ幅は一時670円ほどになった。終値は前日比559円43銭安の1万7191円25銭。
ロシアとサウジアラビアなどの産油国による原油の協調減産が難しいとの見方が強まったことなどから、前日のアメリカ・ニューヨークで原油先物価格が再び1バレル=30ドルを割り込んだことが値下がりの主な要因。原油安を受け、前日の欧米の株式市場が軒並み下落したことも投資家の心理を悪化させた。
また、外国為替市場で円高・ドル安となったことや国内企業の決算発表で下方修正が相次いだことも株価を押し下げる要因となった。
東証1部の売買代金は、概算で3兆1396億円。売買高は、概算で31億382万株。