NY株185ドル高 原油先物価格上昇受け
23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、安値圏での推移が続く原油の先物価格が大きく上昇したことを受けて、エネルギー関連株が買われるなど値を上げた。
23日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前の日の終値から185ドル34セント値を上げ1万7602ドル61セントで取引を終えた。またハイテク株が中心のナスダック総合指数は44.82ポイント上げて5045.93だった。
この日はまず商務省が発表した11月の個人消費支出が前の月と比べ0.3%増加と市場予想に沿った伸びを示したことから買いが先行した。また安値圏での推移が続く原油の先物価格が、この日、大きく上昇したことからエネルギー関連株を中心に買われダウ平均株価を押し上げた。
市場関係者は「アメリカはクリスマス休暇モードで市場参加者が少ない中、利上げの後に下がった株を買い戻す動きが強まっている」と話している。