日本銀行は１６日から日本で初めてマイナス金利を導入する。

　日銀が導入するマイナス金利は、民間の金融機関から預かる当座預金の一部の金利をマイナスにするもの。一定額以上は預ければ損をすることになるため、銀行がお金を日銀に預けず、企業への融資などに回し、投資や消費を促すのが狙い。

　マイナス金利導入の影響で、すでに大手銀行などでは今月から住宅ローン金利を引き下げる動きが相次いでいる。

　一方、私たちが銀行に預ける預金の金利について、三井住友銀行は普通預金の金利を１６日からこれまでの０．０２％から０．００１％に引き下げるなど、生活への影響も出始めている。