日経平均63円安 熊本地震影響は限定的
15日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅に値を下げた。終値は前日比63円02銭安の1万6848円3銭。
15日朝の東京株式市場では、日経平均株価が14日までの3日間で1100円以上上昇したことから、利益を確定する目的の売り注文が先行した。しかし、原油安が一服していることなどから、前日のアメリカ・ニューヨーク市場では年初来高値を更新していて、これが、東京市場でも日経平均株価の下落幅をおさえた。
また、G20財務相・中央銀行総裁会議や、17日に開かれる主要産油国の会合の結果を見極めたいとの思惑から、様子見ムードも広がった。14日夜に発生した、熊本地震の影響は限定的だった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆592億円。売買高は、概算で19億8537万株。