ソフトバンク 孫社長“後継”副社長が退任
ソフトバンクグループの株主総会が行われ、孫正義社長が後継者に指名していた副社長ニケシュ・アローラ氏の22日付での退任が正式に決まった。
アローラ氏は2014年にアメリカのグーグルから孫社長が招へいしてソフトバンクに入社後、副社長に就任。初年度は165億円という巨額報酬で話題を集めた。海外投資を主に担当し、孫社長の後任と目されてきたが、来年8月に60歳になるのをメドにアローラ氏に経営を引き継ごうと考えていた孫社長が「あと5年~10年」は続投したいとの意向を示したため、話し合いの上でアローラ氏の副社長退任と顧問への就任を決めたとしている。
これで、ソフトバンクの後継者選びは振り出しに戻った形となった。