NTTドコモ 次期社長に吉澤副社長
NTTドコモは、吉澤和弘副社長が社長に昇格する人事を発表した。吉澤氏は人工知能などの領域でも積極的に打って出る方針。
吉澤副社長「モバイル業界は厳しい競争と変化の激しさ。そういったものに対応するためにも、ドコモの基地局のアンテナのように社員1人1人が“高感度”でなければならない」
6月の株主総会の後に社長に就任する予定の吉澤副社長は、このように述べた上で、スピード感を持って新しいサービスを創り出していく方針を示した。
また、「2020年には至るところでドコモの技術が活用されている世界を実現したい」と述べ、「IoT」や人工知能「AI」の分野でも事業を拡大していくと抱負を語った。
取締役相談役になる加藤社長は、「最初の半年は30点だったが、トータルでは及第点をいただきたい」と振り返った。加藤社長は、アイフォーンの販売開始やブロードバンドの導入などで業績向上につなげた。