英“EU離脱確実”受け、日経平均は大幅安
イギリスのEU(=欧州連合)離脱が確実になったことを受けて、東京株式市場では日経平均株価が暴落している。
多くの投資家の予想に反し、イギリスのメディアはEU離脱が確実になったと報じたことを受けて、東京株式市場では大量に株が売られ、日経平均株価は暴落している。
東京株式市場では、24日朝方は、EU残留派が優勢となるとの見方から、買い注文の方が多く入って始まったものの、午後には離脱派の勝利が確実となったため、日経平均株価は一時、1300円以上値を下げた。イギリスがEUを離脱すれば、世界経済に悪影響を及ぼすという不安感が広がっている。
このため、外国為替市場でも安全資産とされる円が買われ、一時1ドル=99円台まで円高が進んだ。2年7か月ぶりの高値。
23日は、投資家の間にはイギリスがEUに残留するとの楽観的な見方が広がっていたが、離脱派が多数となる見込みとなり、市場には大きな不安感が広がっている。