英EU離脱勝利確実で日経平均1286円安
24日の東京株式市場で日経平均株価の終値は1286円33銭安の1万4952円02銭だった。
24日の東京市場は、イギリスの国民投票の開票経過に翻弄され乱高下する展開となった。朝方は残留派が優勢との見方が広がり、株価は上昇した。しかし、午後には、離脱派の勝利が確実になったことから、一気に株価は暴落。下げ幅は一時、1300円を超え、取引時間中では今年の最安値を更新した。
また、外国為替市場でも朝方は残留派優勢との見方からポンドやドルが買われ1ポンド=160円、1ドル=106円台後半まで大きく円安が進んだが、その後、一転して離脱派が優勢と伝わると急速に安全資産とされる円が買われ、一時、円相場は2年7か月ぶりに1ドル=99円台をつけるなど、激しい値動きとなった。
東証1部の売買代金は概算で3兆3383億円、売買高は概算で36億2328万株。