NYダウ22ドル安 終値1万7895ドル
7日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は原油先物価格が下落したことなどを受け前の日の終値に比べ22ドルあまり値を下げて取引を終えた。
7日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前の日の終値から22ドル74セント下げ1万7895ドル88セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は17.65ポイント上げて4876.81だった。
この日発表された原油の在庫予想は減少幅が市場予想より小幅だった。原油の供給が過多になるとの見方から失望感が広がり原油先物価格が一時1バレル44ドル後半まで下落した。結果エネルギー関連株を中心に売りが広がり、市場全体の重荷となった。また、8日の雇用統計の発表を控え全体として様子見ムードが広がった形。
市場関係者は「明日の雇用統計に加え来週は主要企業の決算発表が控えている。イギリスのEU離脱を受け企業の投資状況にどのような影響がでるかに市場は注目している」と話している。