NYダウ15ドル安 終値1万8456ドル
28日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、午前中は大きく値を下げたものの、年内の利上げはないという見方が再び広がったことで、ダウ平均株価は前日より15ドルの下落で取引を終えた。
28日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比15ドル82セント安の1万8456ドル35セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は15.17ポイント上がり5154.98だった。
午前中はヨーロッパの株式市場や原油先物価格が下落したことで売り注文が入った。一部企業の決算内容が悪かったこともあり、下げ幅は一時100ドルを超えた。しかし、その後は前日のFOMC(=連邦公開市場委員会)の声明内容から早期の利上げはないという観測が再び広がり、値を戻した。
市場関係者は「年内の利上げはないという見方が高まっている」と話している。