NYダウ19ドル安 終値1万8473ドル
26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、FOMC(=アメリカ連邦公開市場委員会)の声明を前に積極的な取引が控えられ、ダウ平均株価は前日より19ドルあまり値を下げて取引を終えた。
26日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は前日比19ドル31セント安の1万8473ドル75セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は12.42ポイント上がり5110.05だった。
商務省が発表した6月の新築一戸建て販売件数は、前月、市場予想をともに上回る内容だった。一方で、原油先物価格が続落したことから石油関連株などが売られた。また、この日からFOMCが開催されており、積極的な取引を手控える傾向が見られた。
市場関係者は「年内に利上げが行われるとの観測が再び高まっており、27日午後に発表されるFOMCの声明で、利上げの時期について何らかの手がかりが示されるか注目している」と話している。