4兆円の第2次補正予算案、内訳が判明
第2次安倍政権で最大の経済対策を実行するための、政府の次の補正予算案の内訳が判明した。
政府は、事業規模で約28兆1000億円の経済対策を今月2日に閣議決定したが、この対策を実行するために国が追加で使うお金・歳出のうち、今年度の第2次補正予算案に盛り込む額を、約4兆1143億円とする方針。
具体的には、一億総活躍社会の実現に向けて保育や介護の受け入れ施設を増やす環境整備などに7119億円を盛り込む。また熊本地震や東日本大震災からの復興や災害対応の強化などに1兆4389億円、インフラの整備に1兆4056億円を盛り込む。また、イギリスのEU離脱に伴うリスクへの対応や中小企業などへの支援に4307億円を盛り込む。
政府は、この補正予算案を臨時国会に提出し、早期成立を図る方針。