原油先物相場下落などでNYダウ51ドル安
17日のアメリカ・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、原油の先物相場が下落した影響などで50ドル以上値を下げた。
17日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末比51ドル98セント安の1万8086ドル40セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は14.34ポイント下げて5199.82だった。
この日は、主要な銀行の決算が市場予想を上回る一方、10月のニューヨーク州の製造業の景況指数がマイナス6.8と9月よりも悪化したことでアメリカ経済に対する懸念から売りが優勢となった。また、原油の先物相場が下落したことでエネルギー関連株が売られたほか、ヨーロッパの株式市場が軟調に推移したことも重なり徐々に売りが広がった。
市場関係者は「今週は大手企業の決算発表が相次ぐため、内容次第で株価は大きく揺れ動くだろう」と話している。