NYダウ 原油先物相場が大きく下落
10日のアメリカ・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、原油の先物相場が大きく下落したことなどを受け37ドル値を下げた。
10日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比37ドル39セント安の1万8495ドル66セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は20.90ポイント下がり5204.58だった。
この日はまず、アメリカエネルギー情報局が発表したアメリカの原油の在庫が市場予想より増えていたことから、原油の先物相場は大きく下落。エネルギー関連株の売りにつながった。また、この日はヨーロッパの株式市場で下落が目立ったことも売りに拍車をかけた。一方、決算内容が市場予想を上回ったウォルト・ディズニーや一部の小売り銘柄は買いが優勢となった。
市場関係者は「今週は小売り企業の決算発表が続くうえ小売りに関する経済指標も発表されるなど投資家の“小売り”への関心は高い」と話している。