日経平均151円安 伊国民投票の影響も
5日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は先週末比151円09銭安の1万8274円99銭。
イタリアで4日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、“否決”が確実になったことを受けて改憲派のレンツィ首相は敗北を認め、辞意を表明した。このためイタリアの大手銀行の再建計画の先行きに不透明感が広がり、株が売られた。
また、日経平均株価は先週、今年の最高値を更新したため、市場には一定の達成感が広がっていて利益を確定するための売り注文も多く出た。
東証1部の売買代金は概算で2兆2937億円、売買高は概算で20億6800万株。