日経平均、年初来高値を更新 円安も進む
15日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、6営業日連続で今年の最高値を更新した。終値は前日比20円18銭高の1万9273円79銭。
アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)が来年の利上げのペースを加速させるとの見方が広がったことで、外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は1ドル=117円台まで急速に円安が進んだ。
東京株式市場では円安が輸出関連企業の追い風になるとの期待から、日経平均株価は一時、200円近く値を上げた。ただ、その後は利益を確定するための売り注文が優勢となり、上げ幅は縮小した。
東証1部の売買代金は概算で2兆8103億円、売買高は概算で23億2463万株。