KDDI ドローン運航管理システム開発へ
通信大手のKDDIが複数のドローンの運航を管理するシステムの開発に乗り出すと発表した。
KDDIは、地図情報大手のゼンリンが開発した3D地図と携帯電話の通信を利用して飛ぶ「スマートドローン」を連携させることで、複数のドローンを制御するシステムの開発に乗り出す。今後、農業や流通などさまざまな分野でドローンの活用が増えることを見越した戦略。
ドローンと3D地図が連携することで、高いビルなどの障害物を自動的によけることも可能になるという。
さらに、今後は国内に約32万ある携帯電話の基地局をドローンの充電拠点などとして活用するとしていて、来年中の商用化にむけて実証実験を行っていく方針。
ドローン事業をめぐっては、NTTドコモやソフトバンクも参入を発表し競争が激化していて、法整備などが課題となっている。