「イスラム国」の“攻撃用”ドローンを公開
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過激派組織「イスラム国」のイラクでの最大拠点・モスルの奪還作戦が続く中、イラク軍は24日、「イスラム国」が攻撃に使っていたとされる無人機ドローンを公開した。
ロイター通信によると、報道陣に公開されたドローンはイラク軍がモスル近郊の「イスラム国」から奪還した村で発見したもの。その多くは人が手で持てるほどの大きさで、飛行機型やヘリコプター型などがある。
「イスラム国」はドローンを新たな兵器としてすでに実戦投入していて、先月にはドローンが爆発し、クルド人部隊の兵士2人が死亡したケースも報告されている。
イラク軍は、「『イスラム国』はドローンを偵察目的のほか、時には爆発物を取り付けて攻撃にも使用している」と話している。