ホンダとGM 米で燃料電池車システム生産
ホンダとゼネラル・モーターズ(=GM)は燃料電池車のシステムを生産する子会社をアメリカに設立し量産を始めると発表した。
ホンダとゼネラル・モーターズはアメリカのミシガン州に燃料電池車のシステムを生産する子会社を設立し2020年をめどに量産を始める。子会社は両社が約97億円を折半する形で投資し、アメリカで約100人を新たに雇用する。
ホンダはこれまで日本国内で燃料電池車を生産してきたが、需要が見込めるアメリカに生産拠点を設立することで価格の引き下げを目指す考え。
自動車メーカーにアメリカでの雇用拡大を求めるトランプ大統領の意向に沿う形だが、ホンダは以前から検討してきたもので、トランプ政権への配慮ではないとしている。