政府は経済財政諮問会議を開き、来週２４日の「プレミアムフライデー」を前に消費の喚起のためのこの取り組みを全面的に支援することを確認した。

　安倍首相「新たな個人消費を喚起しようという取り組みとして、今月２４日から毎月プレミアムフライデーが実施されます。政府においてもできるかぎり多くの職員が楽しめるよう工夫をしたいと思います」

　会議では、消費の活性化のために、月末の金曜日に早めに仕事を切り上げて買い物や飲食、旅行などを促す「プレミアムフライデー」の必要性を確認した。これまで、日銀が金融政策を打ち出してもなかなかデフレ脱却につながらず、消費を盛り上げる新たな試みとして政府は経団連とともに準備を進めてきた。

　来週の２４日が初めての取り組みとなるが、政府は、働き方改革とともに「プレミアムフライデー」が幅広く浸透することを狙っている。