財務省・金融庁・日銀が臨時会合 急激な円安の対応話し合い
円安の急激な進行を受け、財務省と金融庁、日本銀行が8日夕方、臨時の会合を開き、対応を話し合いました。
8日の会合には財務省の神田財務官や金融庁の中島長官、日本銀行の内田理事らが出席し、ことし6月以来、3か月ぶりに開かれました。
神田財務官「政府日本銀行といたしましては、こうした動きを極めて憂慮いたしております。政府として、このような動きが継続すれば、あらゆる措置を排除せず、為替市場において必要な対応を取る準備があります」
神田財務官は現在の為替市場の動きは「明らかに過度な変動だ」として急激な円安が続く市場の動きを強く牽制しました。
ただ、対応の具体策には言及せず、会合後の円相場に大きな変動はありませんでした。