シャープ、テレビ用液晶パネルの国内生産停止へ
シャープはテレビ用液晶パネルの国内生産を、今年9月までに停止すると発表しました。現在、国内でテレビ向け液晶パネルを生産しているのはシャープのみで、今回の決定で国内生産はゼロになります。
シャープの液晶パネルはかつて、「世界の亀山モデル」として国内電機メーカーの液晶テレビ事業を牽引しましたが、近年は中国・韓国との競争激化で売れ行きが伸び悩み、業績が悪化していました。
また、14日に発表されたシャープの昨年度決算は1499億円の赤字で、2年連続の最終赤字となりました。