急激な円安進行…一時1ドル=129円台 約20年ぶり
急速な円安がさらに進んでいます。外国為替市場で円相場が1ドル=129円台をつけました。約20年ぶりの水準をさらに更新しています。
日本が低金利政策を続ける一方で、アメリカの長期金利が上昇し続けているため、日米の金利差が広がっています。そのため、円を売って金利の高いドルを買う投機的な動きが止まらず、急速な円安が進行しています。
18日には、日銀の黒田総裁が「急速な円安はマイナス」とけん制する姿勢を見せましたが、効果は限定的で、円安はその後も進行し続けていました。