自動車税 最大4500円引き下げの方針
政府・自民党は、自動車の所有者に毎年かかる「自動車税」を、来年の消費税引き上げ後に最大で4500円、恒久的に引き下げる方針を固めた。
自動車をめぐる税は来年度の税制改正の焦点となっていて、政府・自民党は、自動車を持っている人に毎年課税される「自動車税」を引き下げる方向で検討している。
具体的には、排気量が1000cc以下の小型車では、いまの税額2万9500円を2万5000円に引き下げ、1500cc以下の車は4000円引き下げ、2000cc以下の車は3500円の引き下げになる。消費税が上がった後の新車販売の落ち込みを防ぐねらい。
減税規模は1300億円程度になる見通しで、燃費のよい車の税の負担を軽減する「エコカー減税」の対象車種を絞り込むことで財源を捻出する方針。