政府・与党、自動車税引き下げ方向で調整
政府・与党は、来年度の税制改正で焦点となっている「自動車税」をひき下げる方向で調整を進めている。
「自動車税」は、車を持っているだけで毎年課税されるもの。排気量に応じて税額が変わるが、一般的な乗用車で年に2万9500円から3万9500円かかる。
政府・与党は、車検の際に課税される「自動車重量税」は現状のまま維持する方針だが、自動車税は減税する方向で調整している。
来年10月の消費増税を前に、自動車メーカーなどの求めに応じて減税するもので、一時的でなく恒久的な減税となる見通し。代わりの財源は「エコカー減税」の対象を絞り込む案も出ているが、それだけでは足りず、調整は難航しそうだ。