大塚家具“父親を取締役に迎える”動議も
業績不振が続く大塚家具が株主総会を開催した。株主からは父親の勝久氏を取締役に迎える動議も出された。
大塚家具・大塚久美子社長「取締役の選任についてはさまざまなご意見もあり、また動議もありました。ですが、総じてとにかく会社の業績をあげていくことが先決」
大塚家具の株主総会では、取締役7人のうち5人を変える人事案が可決された。久美子社長は続投し、提携先で中国向け通販を手掛ける「ハイラインズ」の陳海波社長を社外取締役に迎える。
また、株主からは父親の勝久前会長を取締役に迎えるよう求める動議もあがった。
株主「親子げんかのイメージがやはり、業績悪化させているんですね。(勝久前会長を)役員に迎え入れて、真剣に和解したらどうかと」
大塚家具は中国での事業展開で経営改善を目指すが、3期連続の赤字となる中、久美子社長は土俵際に立たされている。