大学生の新卒採用「通年採用」拡大へ
大学生の新卒採用について経団連と大学側が卒業後すぐの4月入社だけでなく、年間通しての採用を拡大することで合意したことがわかった。
企業の新卒採用をめぐっては、現在4月の一括採用が主流となっているが経団連と大学側は年間通しての「通年採用」を拡大することで合意した。現状大学生は学生生活の多くの時間を就職活動に費やしているが、卒業後すぐの4月でなくても就職できる通年採用を拡大させることで学生が落ち着いて学業に専念し、就職後に生かせる能力を高めてほしいという狙いがある。
経団連と大学側は現在、採用のあり方などを議論しており、こうした方針を盛り込んだ中間報告書を22日に公表する予定。