麻生大臣“年金だけでは”報告書「不適切」
老後、年金だけでは足りないとした金融庁の報告書は「表現が不適切だった」と麻生金融担当相が釈明した。
麻生金融担当相「あたかも赤字になるんじゃないかっていうような表現をしたのは、あれは表現自体が不適切だったと思いますけどね」
麻生金融担当相は、老後95歳まで生きるとすると夫婦で2000万円が必要とした金融庁の報告書は、「一定の前提で割りふった単純な試算を示しただけだ」と述べた。
その上で、年金は「老後の生活設計の基本的な柱」だとして、報告書は「さらに豊かな老後を送るため、より上手に資産形成をする1つの在り方として述べたもの」との認識を示した。