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1ドル=151円台まで下落 約32年ぶりの円安ドル高水準を更新

2022年10月21日 19:26
1ドル=151円台まで下落 約32年ぶりの円安ドル高水準を更新

20日、1ドル=150円を超える円安となった円相場は、21日も下落し、円相場はさきほど、1ドル=151円台まで下落し、およそ32年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。

円の価値は最も円高が進んだ2011年の1ドル=75円32銭と比べて、11年で半減したことになります。

20日、節目となる1ドル=150円を突破し、鈴木財務大臣は21日朝、為替介入も辞さない構えを改めて強調し、投機筋の動きを牽制していました。

一方で、日銀の黒田総裁は21日、都内で行われた会合の挨拶で、従来通り、円安の要因となっている現在の金融緩和策を続ける方針を示しています。

企業などからは、政府と日銀の足並みの乱れを批判する声が上がっています。