“ゴーン体制”脱却へ 日産の株主総会開始
日産自動車は去年11月にゴーン前会長が逮捕されて以来、初めての定時株主総会を開いている。
日産の株主総会は横浜市内で午前10時から始まった。25日の総会では、ゴーン被告の不正を見抜けなかった日産の以前の体制を見直し、役員人事や報酬を決める委員会などを設置することを株主にはかる。これをもって、日産はゴーン体制からの完全な脱却を示す考え。
一方で、ゴーン被告の不正を見抜けなかったにもかかわらず、続投を表明している西川廣人社長に対して株主からは厳しい意見も上がりそうだ。
日産の株主「(Q.一番気になっているのは?)まずは人事案件、一番問題なのは、社長でしょうね」「難しいね、同罪でしょ。それに業績が悪いでしょ」
25日の株主総会では西川社長がどんな説明をし、株主がどう判断するのかが注目されている。