あすから7月…パンなど3400品目以上が値上げ 電力・ガスは一部値下げも
あすから7月となりますが、輸入小麦の政府売り渡し価格が値上がりする影響を受け、パン製品や小麦粉製品など少なくとも3400品目以上が値上げされます。3000品目以上の値上げは2か月連続です。
パン製品では、山崎製パンの「ロイヤルブレッド」や「ダブルソフト」、「高級つぶあん」など227品目の出荷価格が平均7%値上げとなります。
フジパンも、「本仕込食パン」など食パンはおよそ7.7%、「ネオバターロール」などはおよそ5%から7.8%、220品目の出荷価格を値上げします。
また、家庭用の小麦粉を販売する昭和産業やニップン、日清製粉ウェルナも、小麦粉製品を値上げするなど、信用調査会社の調査では、7月だけで少なくとも3400品目以上が値上げとなります。
一方、電気料金は、東京電力で標準的な家庭の7月の電気料金が6月と比べ304円下がるなど、大手電力10社のうち7社が値下げします。液化天然ガスなどの火力発電の燃料の輸入価格が下落したことが理由です。東京ガスなど大手都市ガス4社も、全て値下げとなります。