大手電力10社が6月分の電気料金を発表しました。九州電力を除く9社が据え置きとなっています。

電気料金の中で、値上げの際に国の認可が必要な「規制料金」について、電力大手10社が6月分を発表しました。九州電力を除く9社が標準的なモデルケースの家庭で値上げできる上限額に達していることから、5月分から据え置きとなっています。

九州電力は、火力発電の燃料費の上昇を料金に上乗せできる制度の一部で値上げの上限を下回ったため、5月と比べて3円の値下げとなっています。

一方で、北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の7社はエネルギー価格の高騰などを理由に値上げを申請していることから、今後認可されれば料金引き上げの可能性があります。