かんぽと日本郵便 全契約者の意向確認へ
かんぽ生命と日本郵便は、保険商品の不適切な販売について顧客から問い合わせが相次いでいるため、すべての契約者の意向を確認することがわかった。
かんぽ生命保険で保険の不適切な販売が相次いだ問題で、かんぽ生命と保険の販売を請け負っている日本郵便は、およそ2900万件にのぼるすべての保険の契約内容について、確認するという。
すべての契約者に手紙で意向を確認し、問い合わせのための電話番号も設けてホームページなどで発表する。
また、契約者を直接訪問するなどして意向を確認し、意向に沿わない契約であれば必要に応じて解約や保険料の返還などに応じる。
8月末まで新たな保険販売の営業を自粛して、契約者への対応を優先するという。