円相場1ドル=154円を突破…約34年ぶり 米消費に関する指標が市場予想上回ったことなど受け
円安が一段と進み、円相場が1ドル=154円を突破しました。
外国為替市場で円相場が、一時、1ドル=154円台まで下落し、およそ34年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。
これは日本時間の15日夜発表された、アメリカの消費に関する指標が市場予想を上回ったことなどを受けたものです。また、中東情勢が緊迫化する中、原油価格上昇の懸念も、ドル買い円売りを進める一因となっています。
市場では、政府・日銀による、為替介入への警戒感が高まっています。