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「気泡サミット」気泡にはなぜ魅力あるのか

2019年10月28日 19:32
「気泡サミット」気泡にはなぜ魅力あるのか

ゲストがイチオシのソーシャルグッド、アイデアグッドなモノやコトをご紹介いただく「recommend」。おもちゃクリエーターで株式会社ウサギ代表の高橋晋平氏に話を聞いた。


――高橋さんのイチオシは何でしょうか。

「気泡サミット」というイベントを控えておりまして、こちらは、私が企画させていただいたもので10月30日に実施されます。


――どういう「サミット」なんですか。

そもそも、ことの発端として、私は今年の夏にクラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げた「気泡わり専用アラビックヤマト」という商品があるんです。このオレンジ色のアラビックヤマトという水のりは、日本ではすごく有名で小学校のときに使ったと思います。

これは、僕が小学生時代に、何の気なしに、こうやっていじっていて気泡をプカプカ浮かばせたりして遊んでいたんです。そうしているうちに、これを動かしながらねじると、気泡をプツンと2つに割ることができるんです。これが、すごく気持ちよくて、小学校時代に何年もやっていたんです。3年ぐらい毎日毎日やっていて、この気泡を割るのを一番気持ちよくできるアラビックヤマトです。手で遊ぶ専用の文具なんだけど玩具という商品を作ったんです。

考えてみたら、私が過去に作った「∞(むげん)プチプチ」という商品があるんですが、梱包材のプチプチのキーホルダーなのですが、あれも「気泡」だったと思いまして、意図せず、2つも気泡のおもちゃを作ってしまっていたんだということに気づきました。「気泡というのは、なんでそんな魅力があるのかな」と思いましてビールの気泡、なんで生ビールは泡が大事なのとか、石けんの気泡は、なんで泡がいっぱいたった方が気持ちいいのみたいな、気泡について、語り尽くすというイベントを実施することになっています。


――参加した人は、どういったことが得られるでしょうか?

いや、これはもうやはり普段、例えばこれに来る人というのは、おそらく企業でもビジネスマンなんだけど新規事業とか考えていたり、新しいことイノベーションみたいなことを求めたい人だと思うんです。それが何か真っ向勝負で、自分たちの業界のことばかり考えていると、なかなか抜け出せないという部分がある中で、気泡というくくりで、全然違う業界の人たちが何を普段研究していて、なぜ気泡は必要なんだみたいなことを語る部分に非常にヒントが出てくるんではないかと僕は思っているんです。ですので、そういう実のあるトークショーになればいいなと思っています。

【the SOCIAL recommendより】