日銀短観 大企業・製造業、4期連続で悪化
日銀が企業に対して行うアンケート調査「日銀短観」で、大企業・製造業の景気認識は4期連続で悪化した。
日銀が企業に対して行うアンケート「日銀短観」の12月の調査で、景気が「良い」と答えた割合から「悪い」と答えた割合を引いた指数は、大企業の製造業でゼロとなり、9月の前回調査から5ポイント悪化した。
悪化は4期連続で、米中貿易摩擦の影響で輸出や生産が伸び悩んだことが要因。
また、大企業の非製造業も前回調査から1ポイント低いプラス20となり、2期連続の悪化となった。
消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動や台風19号などの影響で、特に小売りなどが低迷した。