日産ナンバー3の関潤氏、近く退社へ
日産自動車ナンバー3の関潤・副最高執行責任者(副COO)が、近く日産を退社することがわかった。
日産自動車は今月1日に、経営立て直しのために、これまでの体制を刷新し、内田誠社長、アシュワニ・グプタCOOそして、関副COOの3人体制で業績回復に向けて取り組む方針を打ち出したばかりで、1か月もたたないうちに、体制変更を余儀なくされる異例の事態といえそうだ。
今月初めに行われた会見で関氏は、物づくり、販売の現場、そして経営層の間に大きな隔たりを作ってしまったと述べ、「この隔たりを少しでもつめるために協力して改善に努力してまいります」と意気込みを語っていた。
関氏は、ほかの2氏とともに、来年2月の臨時株主総会で取締役に就く見込みだったが、後任はまだ未定だという。