東京株式市場で日経平均株価は取引開始直後から大きく値を下げ、3万7000円を割り込みました。下げ幅は一時1600円を超え、取引時間中の下げ幅としては今年最大となりました。日経平均株価が取引中に3万7000円を割り込むのは今年4月以来です。

1日のニューヨーク市場で、製造業の景況感悪化などからアメリカの景気後退への警戒感が広がり、ダウ平均株価は一時700ドルを超える下げとなりました。

この流れを受けて、東京市場でも売り注文が広がっています。

日本銀行の追加利上げや、アメリカが9月にも利下げに踏み切る可能性が高まったことを受け、日経平均株価は1日も下げ幅が一時1300円を超え、前の日の終値から975円安の3万8126円33銭で取引を終えていました。