日経平均株価 大幅に値を下げて取引終える 円高進行で業績期待がしぼんだか
1日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに大きく値を下げ、終値は前の日に比べて975円49銭安い3万8126円33銭でした。
日銀が7月31日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げると決め、その後の外国為替市場では円買い・ドル売りが加速しました。1日の東京外国為替市場では一時1ドル=148円台まで円高・ドル安が進行しました。
こうした中、輸出採算の悪化への懸念から、自動車などの輸出関連株に売り注文が広がりました。午後に決算を発表したトヨタは下落相場でさらに安値をつける場面もありました。日経平均株価の下げ幅は一時1300円を超える場面もありました。
東証プライムの売買代金は概算で6兆0831億円。東証プライムの売買高は概算で25億7173万株。