新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は３月の月例経済報告で、日本経済は「厳しい状況にある」との見方を示した。

政府は、これまで「緩やかに回復している」としてきた景気の総括判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、足もとで大幅に下押しされており、厳しい状況にある」と３か月ぶりに下方修正した。

景気判断から「回復」という言葉が消えるのは２０１３年７月以来６年９か月ぶりで、先行きについても、「厳しい状況が続く」という見通しを示した。