円相場1ドル=144円台に円高進む 約3か月ぶり
外国為替市場で円相場がことし9月以来およそ3か月ぶりに1ドル=144円台まで円高に進みました。きょう1日でドルに対して2円ほど円が上昇したことになります。
日本の長期金利が上昇したことで、アメリカと日本の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが強まった形です。
日銀の植田総裁が7日の国会で、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」などと述べたことから、日銀がマイナス金利の解除に早期に踏み切るのではないかとの観測が広がったことも影響したとみられています。