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多くの企業“直接会わない”面接を導入

2020年6月1日 12:12
多くの企業“直接会わない”面接を導入

1日は、来年春に卒業予定の大学生を対象とした、採用面接の解禁日です。今年は、多くの企業が“直接会わない”面接を取り入れています。

損保ジャパンでは、毎年、およそ5000人の学生と面接を行っていますが、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、最終面接まで、一貫してインターネットでの面接に切り替えています。

人事担当・鷲見隆充氏「時間を(従来の)45分から1時間にして、少しでも、学生さんのいいところをとっていこうということを我々は考えました」

一方、学生から志望理由などを動画で送ってもらう「動画面接」を行っているソフトバンクでは、AI(=人工知能)で採点する手法を取り入れました。

ただ、AIが不合格を出した人については、改めて採用担当者が“人の目”で見ることにしています。

就活支援の「マイナビ」によりますと、4月の時点で、ネットで採用面接を受けた学生は6割を超えていて、今後も“直接会わない面接”は増加する見通しです。