日経平均33円高 一時190円安も
10日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。平均株価の終値は9日に比べて33円92銭高い2万3124円95銭。
前の日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が7営業日ぶりに値を下げたことや、円相場が9日に比べて円高に傾いていることから、10日朝の東京市場では、売り注文が優勢で始まった。
平均株価の下げ幅は、一時は、190円を超えたが、東京市場では景気回復への期待感などから、次第に買い注文が入り、平均株価は値上がりに転じた。
午後にかけては、日本時間11日未明にアメリカの金融政策を決めるFOMC(=連邦公開市場委員会)を控えて結果発表を見極めようと様子見の雰囲気が強まった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆2934億円。東証1部の売買高は、概算で12億5774万株。