3日の新型コロナ対策を検証する有識者会議で、総理が司令塔となって一元的に対策を行う体制強化案が示されることがわかりました。

新型コロナ対策をめぐっては、これまで省庁間の調整不足などを批判する声が上がっていました。

これを受けて政府は、3日の会議で総理が司令塔となって指揮命令し、一元的に感染症対策を行う体制強化案を示します。

日本テレビが入手した資料には「行政の縦割りを排し、関係省庁の実働組織が一体的に取り組む体制を構築する」などと書かれています。

また、政府の専門家組織を強化するとして、「専門家の育成や政府外のアカデミアも含めたオープンな議論を行えるようにする」などとしています。

さらに、病床の確保状況などの情報をデジタル化して一元管理し、医療提供体制の「見える化」をすすめる方針です。

報告書は今月15日にとりまとめられる予定です。