新紙幣あす20年ぶり発行“新1万円札の顔”ゆかりの銀行で「記念行事」
20年ぶりとなる新紙幣の発行を3日に控え、記念行事が始まっています。
新紙幣は発行当日の3日、日本銀行から各金融機関に引き渡され、流通が始まります。
新しい1万円札の“顔”となる渋沢栄一氏が設立した、第一国立銀行の流れをうけるみずほ銀行では、2日午前、新札発行を記念する行事が行われました。
みずほフィナンシャルグループ・木原正裕社長「世界初となる3Dホログラムの導入と高度な偽造防止技術とともに、満を持して、この度、渋沢栄一が(1万円札の顔に)選ばれることとなりました」
先月末時点で、金融機関のATMやコンビニのレジは、9割前後が新紙幣への対応を済ませていますが、飲食店の券売機は5割ほど、飲料の自販機は2~3割にとどまっています。
ただ、これまでの紙幣も引き続き使うことはでき、日銀は「古いお札は使えない」という詐欺行為に注意するよう、呼びかけています。