5月景気動向指数10年10か月ぶり低水準
景気の現状を示す、5月の「景気動向指数」は、リーマンショック後の2009年7月以来、10年10か月ぶりの低水準となりました。
内閣府が発表した5月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が74.6と、前の月から5.5ポイント下落しました。過去最大の下げ幅となった4月からさらに悪化し、リーマンショック後の2009年7月以来、10年10か月ぶりの低水準です。
悪化は4か月連続で、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、企業活動が停滞したことなどが原因です。
内閣府は、景気の基調判断を10か月連続で景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」としました。