ゆうちょ銀行「mijica」で不正送金
ゆうちょ銀行が発行しているキャッシュレス決済サービスで、総額330万円以上の不正送金がありました。
ゆうちょ銀行が発行する「mijica」は利用者同士で送金することなどができるキャッシュレス決済サービスで、これまでに総額332万2000円が不正に引き出されたと公表されました。不正引き出しは、ことし8月から9月にかけて行われ、54人の利用者に対して何者かが不正にアクセスし、無断で送金が行われたということです。
ゆうちょ銀行は、今月16日になってすべての「mijica」カードの送金機能を停止したということです。送金する際の認証方法はウェブ上でIDとパスワードを使ってログインした上で、カードの裏面に記載されている番号を入力する仕組みでしたが、入力を何度間違えてもロックがかからない仕様だったということです。
先月8日に顧客からの問い合わせで発覚したということですが、詳しい手口は現在、調査中です。ゆうちょ銀行は被害に遭った顧客に対して全額補償を行うということです。