欧米の感染再拡大懸念…日経平均86円安
29日の東京株式市場で日経平均株価は、4日続けて値を下げました。平均株価の終値は、前日比86円57銭安の2万3331円94銭です。
前の日のニューヨーク株式市場では、欧米で新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、景気の先行きへの懸念からダウ平均株価は値を下げました。この流れを受け、29日朝の東京市場でも売り注文が先行し、平均株価の下げ幅は一時250円近くまで広がりました。
一方で、中国・上海市場で株価が上昇したことや、決算発表で業績見通しを上方修正した企業に買い注文が入ったことなどから、平均株価の下げ幅は次第に縮小しました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆956億円。東証1部の売買高は、概算で10億1237万株です。