アメリカ大統領選でのバイデン氏の勝利宣言を受けて、９日の東京株式市場では株価が大きく上がりました。

９日の日経平均株価は、バイデン氏が勝利宣言したことで市場に安心感が広がり、５１４円高の２万４８３９円で取引を終えました。

９日もバブル崩壊後、２９年ぶりの最高値となっています。

選挙の結果をめぐりトランプ大統領は、法廷闘争に持ち込む構えですが、多くの投資家は、バイデン氏の勝利がひっくり返されることはないとみており、日経平均株価は、２万５０００円手前まで値を上げる場面もありました。

投資家「何で上がるか分からないというのが実感ですね。もっとアメリカも含めて安定した世の中になってほしい」

大統領選直前の先週２日以降、この１週間で日経平均株価は、およそ１８００円上昇しています。

急ピッチでの上昇について市場関係者は、バイデン氏勝利のご祝儀相場でやや過熱感もあるとして、今後は、市場が冷静さを取り戻し、上昇も一服するのではとみています。