文化芸術をデジタル支援 NTT東が新会社
NTT東日本は文化芸術をデジタル技術を活用して支援する新たな会社を設立すると発表しました。
新型コロナウイルスの影響で、さまざまな分野でオンライン化が進む中、NTT東日本は自社のデジタル技術を活用して美術館や展示会の新たな鑑賞方法をサポートする新会社を、来月1日に設立すると発表しました。
新会社設立にあわせて、来月、都内で一般公開される美術展では、NTT東日本の独自の技術によって処理された4K画質の浮世絵などが展示されます。
光や湿度などの影響で傷みやすく展示が難しい芸術作品などをデジタルの力を使うことで、本物の品質を維持しながら再現しています。
これらの高画質な画像はデータ容量が非常に大きいため、大容量のデータを高速かつ低遅延で処理できる独自の技術が活用されています。
NTT東日本は、新型コロナの影響で一か所に集まることが難しい中、デジタル技術を活用してさまざまなところで鑑賞できるようにすることで、より多くの人に、芸術作品を楽しんでもらいたいとしています。